御朱印 御朱印帳 宮城県 寺院

〔御朱印〕瑞巌寺

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公開日:2021年3月25日
最終更新日:2021年3月25日 

1.御朱印帳


オリジナル御朱印帳です。
初穂料は1,200円
この他に、四寺廻廊朱印帳があります。初穂料は700円

2.御朱印

初穂料は300円 拝観料700円
受付時間:8時30分から17時(4月から9月)
8時30分から16時30分(3月10月)8時30分から16時(2月11月)
8時30分から15時30分(1月12月)
拝観受付のとなりにある御朱印所
拝観料を支払ってからいただきます。
オリジナル御朱印帳を購入された方はすぐに受け取ることができます。
御朱印帳持参の方は受付で番号札を渡され、拝観後受け取ります。

左側はオリジナル御朱印帳を購入すると一番最初の頁に記載されています。
「しも」と読むそうです。

瑞巌寺の「聖観音」の名号に、「仏法僧宝」の四字が刻まれた「三宝印」の押印があります。
この他に、東北36不動尊 28番札所 五大堂「五大明王」
奥州33観音 6番札所 三聖堂「聖観音」
四寺廻廊御朱印の御朱印をいただくことができます。
月に1回瑞巌寺杉道市開催時限定で、日母地蔵尊の御開帳があります。
瑞巌寺杉道市内瑞巌寺ブースで日母地蔵尊の御朱印をいただくことができます。

3.参拝記録

参拝日:2020年11月29日
宮城県宮城郡松島町に鎮座する瑞巌寺を参拝。
この日は天気も良く、暖かかったので松島海岸の駅から人がたくさん出ていました。
瑞巌寺も参拝者は多いのですが、境内が広いので、混んでいるという印象はありませんでした。

宗派:臨済宗妙心寺派
沿革:瑞巌寺は正式名称を「松島青龍山瑞巌円福禅寺」といい、現在は臨済宗妙心寺派に属する禅宗寺院です。
9世紀初頭、比叡山延暦寺第3代座主・慈覚大師円仁によって開創された天台宗延福寺がその前身であると伝わっています。
後には、平泉を拠点として東北一帯を支配した奥州藤原氏も延福寺を保護しました。

藤原氏の滅亡後は鎌倉幕府が庇護者となりましたが、13世紀中頃、幕府執権・北条時頼公が法身性西禅師を開山として臨済宗建長寺派への改宗を行い、寺名も円福寺と改めています。

これまでは、禅宗への宗派変更時に天台宗延福寺は滅亡し、新しく臨済宗円福寺が創建されたと考えられていました。しかし、平成23年(2011)の発掘調査によって、円福寺の主要建物群は現在の瑞巌寺と同じ位置にあり、延福寺とは別の場所に建立されたことが判明しており、文献の再考からも、禅宗勢力と天台宗勢力は共に存在していたという考え方が現在は主流となっています。

室町時代になると、円福寺は地方の名刹を示す「諸山」の地位に位置づけられ、やがて「関東十刹」に昇進しました。隆盛を極めた円福寺ですが戦国時代を経て次第に衰退し、16世紀末には教線を全国に拡大中だった、現在の宗派である臨済宗妙心寺派に属します。

関ヶ原の戦い後、仙台に治府を定めた伊達政宗公は、仙台城の築城と併せて、領民の精神的拠り所とするため盛んに神社仏閣の造営を行いました。中でも円福寺の復興には特に力を注いでおり、事業開始にあたり自ら縄張りを行なったこと、平安の昔から「浄土の地」とみなされてきた紀州熊野に用材を求めたこと、畿内から名工130名を招き寄せたこと等に、政宗公の意気込みが感じられます。

その理由としては、

1.奥州藤原氏や鎌倉幕府が保護した歴史ある古刹を再興することにより、自分こそがこの地域における、精神的・政治的・文化的意識の継承者であると明示すること
2.古代以来「奥州の高野」と称される霊場松島に建立された円福寺を復興して善行を積み、自身の菩提寺とすることで浄土への往生を願った
ということが考えられます。また、松島は景観の素晴らしさと月の美しさから、古来より歌枕の地として有名でした。そのため、「松島の月」を堪能するという目的もあったかもしれません。
慶長13年(1608)に鋳造された大鐘には、「山を号して松島と曰い、寺を名づけて瑞岩(巌)と曰う」という一文を見ることができます。これが「瑞巌寺」という呼称の初出で、以後、正式名称を「松島青龍山瑞巌円福禅寺」としました。翌慶長14年(1609)、5年の歳月を経て工事が完了し、元和6年(1620)から元和8年(1622)にかけては本堂の各室を飾る障壁画の制作が行われています。

伊達家の菩提寺として厚い庇護を受けた瑞巌寺は60余の末寺を有し、領内随一の規模、格式を誇りました。
しかし明治維新後、新政府の神仏分離令による廃仏毀釈運動や、伊達家の版籍奉還による寺領の撤廃を受けて、什宝物の散佚、建物の損傷等、荒廃の憂き目を見ることになります。そのような状況の中、明治9年(1876)、明治天皇東北巡幸に際し瑞巌寺が行在所となり、内帑金1,000円が下賜されて復興の契機となりました。

安土桃山美術を現在に伝える貴重な建築物であることから、昭和28年(1953)に本堂と御成玄関が、昭和34年(1959)に庫裡と本堂をつなぐ廊下が国宝に指定されています。
平成30年(2018)には10年に及んだ「平成の大修理」が完了し、政宗公が心血を注いで完成させた創建当初の姿が現在に甦りました。

(HPより引用)

4.詳細情報

住所:〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島
最寄駅:仙谷線 松島海岸駅より徒歩10分
徒歩10分。

駐車場:専用駐車場はなし
URL:https://zuiganji.or.jp/

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