公開日:2024年12月11日
最終更新日:2024年12月11日
1.御朱印
受付時間:8時から16時
初穂料:300円と500円
朱印のみの場合、なごや七福神 名古屋二十一大師 200円
尾張三十三観音 東海三十六不動 100円
本殿右手の授与所で賜ることができます。
御本尊の観音様の御朱印です。
初穂料は500円
東海三十六不動の第15番札所なので、お不動様(300円)と
なごや七福神のえびす様(500円)の御朱印があります。
2.参拝記録
参拝日:2024年12月9日
愛知県名古屋市南区笠寺町に鎮座する笠松観音を参拝。
平日でしたので、参拝者はまだらでしたが、6日16日26日は「六の市」が行われるため、たいへんにぎやかになります。
宗派:真言宗智山派
本尊: 十一面観音
開基:善光
略歴:寺伝によれば、天平5年(733年、一部文書には天平8年 - 736年)、僧・善光(または禅光)が呼続の浜辺に打ち上げられた、夜な夜な不思議な光を放つ霊木を以て十一面観音像を彫り、現在の南区粕畠町にその像を祀る天林山小松寺を建立したのが始まりであるという。
その後約200年を経て堂宇は朽ち、観音像は雨露にさらされるがままになっていた。ある時、旅の途中で通りかかった藤原兼平(藤原基経の子、875年 - 935年)が、雨の日にこの観音像を笠で覆った鳴海家長・太郎成高の家に仕える娘を見初め、都へ連れ帰り玉照姫と名付け妻とした。延長8年(930年)この縁で兼平と姫により現在の場所に観音像を祀る寺が建立され、笠で覆う寺、即ち笠覆寺と名付けられたという。笠寺の通称・地名等もこの寺院名に由来する。
鎌倉時代には塔頭寺院が派生し、僧・阿願によって境内には鐘楼が造られ、尾張三名鐘に数えられる梵鐘が鋳造された。この鐘は建長3年(1251年)の銘があり、愛知県の有形文化財に指定されているが、大晦日には除夜の鐘として参拝者も撞くことができる。
境内南側には旧東海道が通っており、江戸時代には旅の安全も祈願されたという。明治時代初期の廃仏毀釈その他の影響で一時期荒廃が進むが、昭和時代に住職らの努力で隆盛を取り戻し、現在に至っている。厄よけや藤原兼平と玉照姫の故事にちなんで、縁結びを祈る参拝者も多い。
尾張三十三観音、名古屋二十一大師の札所であり、また昭和30年頃には名古屋市観光協会の後援により大名古屋十二支恵当寺で巳年の護り本尊の普賢菩薩の霊場になり、昭和62年にはなごや七福神の恵比寿の霊場になった。(パンフレットより引用)
3.詳細情報
住所:〒457-0051 愛知県名古屋市南区笠寺町上新町83
最寄駅:名鉄本線 本笠松駅下車 徒歩5分
駐車場:なし
URL: http://kasadera.jp/index.html